今回のブロクはビッグダデー村田のお当番でございます。 今回は、先日カートリッッジラベルのエラー品をお譲りいただきました 『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』を村田の思い出話を交えつつご紹介いたします。 …といっても、内容については有名すぎて、あらためて紹介するまでもないと思います。 よって、どちらかといえば村田の個人的なお話のほうが多めです。 ご了承下さいませ。 ※機種の記載がない場所は[ファミリーコンピュータ版]といたします 『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』(以下ドラクエII)は1987年1月26日に発売されました。 前作の発売から約7ヶ月で続編の発売というのは今では信じがたいですね。 ドラクエIIは次回作の『ドラゴンクエストIII そして伝説へ』のような社会現象を起こすことはありませんでした。 しかし、発売日に入手するには事前に予約を受けているお店を見つけるなり、朝から並んで買うなりと 既に入手難易度は高めでした。幸いなことに村田は事前に予約できたので発売日にまったりと買いに行ったのでした。 ドラクエIIのデータ保存方法は前作に引き続き「ふっかつのじゅもん」を入力して行います。 前作は20文字でしたが、今作は最大でなんと「52文字」と倍以上の長さに。 今ならスマホで画面を撮影して記録完了となりますが、この頃は一般家庭にはデジカメなどなく、 村田家にはビデオデッキもまだなかったので素直にノートにメモをとって記録していました。 しかぁし、ファミコンはRF端子で接続して映像を出力していたので「ぱ」と「ぽ」等一部の文字を見間違えて 記録する危険性と隣り合わせ。その上村田は字が汚いので自分の字を解読するのに失敗し、 1日分の苦労(と楽しみ)を無駄にしたこともあります。半分は自業自得だったりしますが(笑)。 この時ふっかつのじゅもんをメモしたノートは村田家にまだ現存します。でも流石にお見苦しいので画像はアップしません(笑)。 ゲームの舞台は前作の主人公と姫様が新たに国を築き、それから100年後となります。 前作の主人公達の子孫であるローレシアの王子、サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女が今作の主人公になります。 新たな国がゲームの主な舞台ですが、規模は縮小競れている物の前作の舞台である「アレフガルド」も健在、 そしてアレフガルドに降り立つと他のフィールドを歩くときとは違い、前作のフィールド曲である「広野を行く」が流れます! 素晴らしいファンサービスに当時もの凄く感動しました。 この他にも前作ボスの「ひ孫」が登場したり、前作最強の武器が前作と同じ場所に落ちていたりと、 初プレイ時は終始ニヤニヤしてましたね。 アレフガルドを後にし、条件を満たすと「いかずちのつえ」を(基本的には確定で)落とすモンスターと戦えるようになります。 しかし村田は何度戦っても落としてくれず、増えるのはゴールドばかり…2~3日悩んで原因は判明、 原因は「アイテムを所持数限界まで持っていたから」と。 今ならネットで調べればスグに答えが見つかりますが、この頃の情報源は友人との会話と雑誌ぐらいでした。 なのでこういった謎でも何でもないような所でも詰まるときは詰まりました。そういった苦労なんかも今となっては良き想い出です。 そしてあれよあれよという間にラスボスの城。世間では城の1Fから2Fに上がるのに悩んでいた人が多かったと後年知りましたが いかずちの杖で悩んでいた村田はこちらは何故か悩まず直感で2Fに上がれました。 余談:この画像撮影時、ほこらから最後の舞台まで移動するのにブリザードに5回連続で回り込まれ サマルトリアの王子がザラキをくらっております。世界樹の葉も未所持だっため画面が赤成分多めです。 全キャラ最高レベルなのになぜ5回も回り込まれるorz ラスボス戦、体力全回復の呪文を使ったりと強いは強い…が、それよりもやっかいなのがラスボスのグラフィックでムーンブルクの王女のHPが隠れてしまうことだと思います(笑)。 ラスボスを無事倒し旅立ちの場所であるローレシアの城に戻ればついにエンディング! エンディング曲「この道わが旅」を聞きながら感動に浸っておりました (ちなみに「この道わが旅」は1991年版の『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のエンディングテーマとしても使用されています)。 さて、ドラクエIIといえばムーンブルクの王女ですよね(断言)。 ドラクエIIはFC版の他にも色々な機種に移植版やリメイク版が発売しています。 SFC版『ドラゴンクエストトI・II』が発売されるにあたり、ローレシアの王子、サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女の外見も変更されました。 ムーンブルクの王女はFC版など変更前は髪の毛が紫色でしたが、SFC版以降は一部機種を除き金髪となったのが大きな違いでしょうか。 金髪版も決して嫌いではありません。でもFC版をリアルタイムで色々苦労したり楽しんだりした村田としては、紫髪の王女の方が愛着があります。 ドラクエII、ムーンブルクの王女と来れば、あぶない水着ですよねっ(再び断言)! あぶない水着、FC版ではボツアイテムとなり未登場。そして数あるドラクエIIの移植、リメイクの中でもMSX(1)版とMSX2版にのみ登場のレアアイテムです (あくまでドラクエII限定の話です、念のため)。 あぶない水着は条件を満たすとラダトームの王のから貰える防具です。MSX(1)版ではなんと専用のCGまで用意されています。 MSX2版では入手イベントはありますが、CGはカットされています。そう言う意味では一番貴重なドラクエIIはMSX(1)版です。 ムーンブルクの王女ファンで未プレイの方は今からでもMSX本体ごと入手してプレイしましょう。 なお、ほんの宣伝ですが、オーバーホール済みのMSXシリーズはBEEP秋葉原店で販売中です。 買ってすぐに使えるだけでなく、長期間使えるようになっているのでオークションやフリマサイトで買うよりも安心です。
ブログ用に肝心の水着画像を画像を用意できなかったので、かわりに『ドラゴンクエウストウォーク』での 2020年版と2021年版のあぶない水着のスクリーンショットを貼っておきます。 (2023年版は上下揃わなかったので割愛、ついでにオーシャンウィップも未所持です) このブログを書くにあたり、久しぶりにFC版をプレイしました。 ふっかつのじゅもんの入力、コンポジット出力で多少見やすかったことを差し引いてもしんどかったです。 そして、この頃は扉に対応する鍵を持っていても道具で適切なカギを使わないと開かなかったり、 ルーラも一か所にしか戻れなかったりとなかなか大変でした。 当時は(ふっかつのじゅもん以外は)特に不便とかは思わず遊んでいましたが、今はすっかり近年の便利仕様になじんでしまっていることを痛感しました。 『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』の発売日すら現時点(2024年2月)では決まっていませんが、『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』が発売された後 『HD-2D版 ドラゴンクエストI』『HD-2D版 ドラゴンクエストII』が発売され、新たな思い出を作ってくれることを期待しつつ、今回のブログを終わりたいと思います。 いつも思い出話にお付き合いいただきありがとうございます。 BEEP秋葉原店ではレトロゲームやレトロパソコン、アーケード基板お買い取り、販売を行っています。 通常のお品物だけではなく、ブログ冒頭で紹介しました「エラー品」等も喜んで買い取りいたします。 他にも「1/1ロトの剣」のガレージキット、「ロトの剣」のプライズ、ローソンのからあげクン ホイミ味に付属していた 「ロトの剣ピック」といったグッズ類の買い取りなども行っております。 「こういうものも買い取ってくれるのかな?」と疑問に思われましたら、お問い合わせだけでもお気軽にどうぞ!
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