
その携帯性とキラータイトルの多さから、国民的携帯ゲーム機として一時代を築き上げた「ゲームボーイ(GB)」。
バリエーションの多さも魅力の一つですが、今回はそんな中でもちょっぴりニッチで、所有欲をこれでもかと刺激する限定モデルをBEEP宮前平店にてお譲りいただきました。
当時の熱量を思い出しつつ、その魅力をご紹介します!
ゲームボーイライト 手塚治虫ワールドショップ限定バージョン(クリアレッド)

『ゲームボーイライト』は、ポケット(1996年)とカラー(1998年)の端境期である1998年4月に、ひっそりと(?)発売されたマイナーチェンジモデルです。
本機の最大の特徴は、青緑色の発光が特徴のELバックライトが搭載されていることです。
それまではGBを暗い場所で遊ぶのが難しく、「ライトボーイ」などの光源を追加する周辺機器が必須でした。
加えて、初代のGBと「ライトボーイ」の組み合わせは、本体がよりデカくなったうえ電池持ちも悪くなるというデメリットもありました。
そのため、本機を手に入れた子供たちは、夜な夜な布団の中で熱中したことでしょう。
※視力低下について両親から余計にウルサク言われた方もいるかもしれません(笑)
電源回りも改善しており、カラーと同じく単三電池2本で稼働する点も嬉しいですね。
GBシリーズではマイナーながらも、革命的なアイテムだったといえます。

先述の通り、カラーの陰に隠れて目立たない存在だったことから、今やゲームボーイ界隈では群を抜いてプレミアな一品となっています。
今回お譲り頂いたのは、その中でも特にレアな、「手塚治虫ワールドショップ限定」バージョンです。
手塚治虫生誕70周年を記念した本イベントでのみ発売され、アトムをあしらったクリアカラー版と並んで有名です。
このトランスクリアの質感は、まさに「ゲームボーイらしさ」が詰まっていますよね。
今回の個体は、残念ながら画面はビネガーシンドローム(画面不良)を起こしていますが、問題なく買取可能です。
私個人としては、通常カラーのシルバーを愛用していました。
当時、扁桃腺の炎症で高熱を出して寝込んだ日に、おばあちゃんが枕元に買ってきてくれた思い出の品です。
わざわざ離れた街にある古いおもちゃ屋さんまで探しに行ってくれたらしく、子供心に本当に嬉しかったのを覚えています。
その後、フロントライト搭載の『ゲームボーイアドバンスSP』にバトンタッチするまで、かなり使い倒しました!
ゲームボーイミクロ 『ファイナルファンタジーIV アドバンス』同梱版

ニンテンドーDSへの移行期という、まさに時代の転換点に登場した究極の小型モデルこそが『ゲームボーイミクロ』です。
今回ご紹介するのは、『ファイナルファンタジーIV アドバンス』の発売を記念した同梱限定バージョンです。
旧GB・GBCソフトが遊べないという割り切った仕様ですが、その分、バックライト付きTFT液晶による圧倒的な高画質と、本体シェルの高級感が際立ちます。
特筆すべきは、やはりこの正面の「フェイスプレート」でしょう。
リリース当初は様々なデザインが発売される予定でしたが、最終的に特殊デザインのものは懸賞品や限定版本体に付属するものに限定されてしまいました。

本機には、シリーズの象徴であるイラストレーター「天野喜孝」氏によるセシルとカインのイラストが施されています。
『おれはしょうきにもどった』と言わんばかりの不敵な笑み(右)に、セシルも思わずこの顔(左)になっているのでしょうか?(笑)
アドバンスはSP・DSどちらでも遊べましたので、わざわざミクロを買う人が少なかったのか、ワゴン送りになってしまうこともありました。
私も当時、ワゴンから救い上げた口なのですが、これほどレアになるとは思わず、かなりラフに扱っていました。
結果として故障してしまい、任天堂のサポートへ修理に出したところ、「限定品のため、このプレートの在庫がなく交換できません」という丁寧なお手紙と共に戻ってきたのは、今となっては切なくも貴重な思い出です。
本体は直ったため、代わりに『スーパーロボット大戦J』の懸賞特典パネルを付けて凌いでいたのですが、今やそちらも恐ろしいほどのレアアイテムになってしまいましたね……。
まとめ
ゲームボーイは今、レトロゲームの中でも特に熱い視線を浴びています。
「平成レトロ」の象徴として、ファッションの一部のように持ち歩く方も増えています。
あの『ポケットモンスター』シリーズも、箱・説明書付きとなれば今や立派なコレクションアイテムです。
もし押し入れの奥で、当時のグッズや据置機と一緒に眠っているゲームボーイがあれば、ぜひ一度BEEP宮前平店へお持ちください。
当時の熱狂を共有できるスタッフが、一点一点大切に拝見いたします。
特に「ミクロ用の非売品パネル」や、使い方のわからない「謎の周辺機器」など、ニッチなコレクションほどBEEPの専門スタッフは目が輝きます(笑)
今回のように、液晶がビネガーシンドロームや通電不良のような故障状態でも問題ございません。
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