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【店頭買取】ジブリのゲームも!? 『PC-6001(パピコン)』を中心としたコレクションを横浜市都筑区のお客様より買取いたしました

1980年代前半のマイコン・パソコン黎明期。
当時のゲーム業界は今では考えられないほど自由で、時には「おおらかすぎる(?)」熱気に満ちていました。

今回は、そんな時代の空気を色濃く残すNECの名機『PC-6001』のソフトコレクションを横浜市都筑区のお客様よりお譲りいただきましたので、歴史的背景とともにご紹介していきたいと思います!

『PC-6001(パピコン)』とは

はじめに、今回お譲りいただいたソフトたちの対応ハードである「PC-6001」について少し解説しましょう。

『PC-6001』シリーズは、1981年11月にNECから発売され「パピコン(PAPICON)」の愛称で親しまれたパソコンです。
日本のマイコン黎明期において、家庭へのパソコン普及を牽引した画期的な機種の一つでした。

当時のビジネスライクで無骨なパソコンとは異なり、キーボードの一部に鮮やかなオレンジ色を採用。
茶の間や子供部屋に置いても違和感のない、おもちゃのような親しみやすいルックスで多くのキッズの心を掴みました。

価格も89,800円と、当時のPCとしては破格の「10万円切り」を実現。
この破格の価格設定がマイコンブームを爆発的に盛り上げる一因となりました。

ソフトメディアにはROMカートリッジとカセットテープを採用し、PSG音源による3重和音の表現力や、アタリ規格のジョイスティック端子を標準装備するなど、ゲーム機としてのポテンシャルも非常に高い名ハードでした。

『マリオブラザーズ スペシャル』

ここからはお譲りいただいたソフトをご紹介していきます!

まずは1984年に各種PC向けに発売された『マリオブラザーズ スペシャル』です。
「任天堂以外のハードでマリオが遊べる」という、今となっては非常に不思議な感覚に陥る作品です。

1983年にアーケードで大ヒットした『マリオブラザーズ』をベースにしていますが、単なる移植版ではありません。
本作はスコアアタック的なアーケード版とは異なり、多彩なギミックが用意されたステージを攻略していく「面クリア型」のアクションゲームへとアレンジされています。

開発を手掛けたのは、当時北海道に拠点を構えていたPCショップ上がりの「ハドソンソフト」。
本作の移植クオリティの高さやプログラミング技術が任天堂から高く評価され、後のファミコンサードパーティ第1号としての強固な信頼関係が築かれた……という話が囁かれるほど、技術的にも歴史的にもスゴイ1本です。

ちなみに、同じくPC向けに『パンチボール マリオブラザーズ』という、ボールをぶつけて敵を気絶させる独自アレンジ版も発売されていました。

ゲームボーイの『スーパーマリオランド』に登場する「スーパーボールマリオ」の元ネタはもしかしてこれだったり……?
※多分違う

『デゼニランド』

続いては、1983年11月に登場した“驚異のアドベンチャー”として知られる名作(迷作?)『デゼニランド』です。
ファミコン参入以前のハドソンがソフトメーカーとしてブレイクするきっかけとなった作品であり、「自由な時代だからこそ許された作品」でもあります。

「埼玉県が千葉県に対抗して作ったテーマパーク」を舞台に描かれるストーリーなのですが、タイトルの「デゼニ」とはすなわち某”夢の国”のこと。今なら確実に企画段階で発禁になりそうな内容に注目してしまいますが、83年7月に開園されたばかりの元ネタに合わせて3か月で開発してしまうハドソンの技術力も驚異的です。

当然、劇中に登場するアトラクションは「瀬戸内海の海賊」や「ホラマンション」など、字面を見るだけで思わず笑ってしまうパロディのオンパレードとなっています。

ちなみに、当時のハドソンのソフトが平均1万本売れれば大ヒットと言われていた中、本作はなんと脅威の「5万本」を売り上げるメガヒットを記録しています。後に高橋名人が「このヒットを機に、数より質のゲーム作りへシフトしていった」と語るほど、メーカーの運命を決定づけた超重要タイトルとなっています。

ちなみに、システムを継承した名作『サラダの国のトマト姫』も今回一緒にお譲りいただきました。
『トマト姫』は後にファミコン版も発売されましたが、『デゼニランド』がファミコンに移植されなかった理由は……言うまでもありませんよね(笑)

『ナウシカ危機一髪』

最後にご紹介するのは、1984年に発売された横スクロールシューティングゲーム『ナウシカ危機一髪』です。

ジブリの不朽の名作『風の谷のナウシカ』をモチーフにした作品ですが、実は徳間書店のPC雑誌「テクノポリス」で開催された“ゲームソフト・コンテスト”の優秀賞受賞作を、同誌がスポンサーとなって製品化したものです。

つまり、元々は「ファンメイドの作品」という異色の経緯を持っています。

ファミコンと比較してもミニマムな性能だったPC-6001において、ナウシカの世界観やキャラクターグラフィックを見事に表現しており、当時のプログラマーの凄まじい執念を感じさせます。ただし、説明書に堂々と「ふつうのひとには難しい」と記載されている通り、難易度は非常に硬派でシビアな仕上がりでした。

本作に関しては「勝手にゲーム化されたことに宮崎駿監督が激怒した」など、様々な都市伝説が流布されていますが、今となっては真相は闇の中です。

事実はどうあれ、「本作以降にジブリの作品がゲーム化されることがほぼなくなった」ため、歴史的な希少性から現在では非常にプレミアムな価値を持つ1本となっています。
※私の思いつく限り、初代PSの『カリオストロの城-再会-』くらいしかないんじゃないでしょうか?

まとめ

BEEP宮前平店では、今回ご紹介した「パピコン」をはじめ、PC-8801、FM-7、MSX、X68000などの各種オールドPC本体および専用ソフトを絶賛買取中です!

「何十年も押し入れに入れっぱなしで動作確認ができない」
「本体がなくてカセットテープやフロッピーディスクだけ残っている」

という状態でも全く問題ございません。BEEPならではの万全の環境と専門知識で、1点1点しっかりと価値を見極めて査定いたします。

オールドPC関連の整理をご検討の際は、ぜひお気軽にBEEP宮前平店までご連絡ください!
店頭買取はもちろん、宅配買取や出張買取も喜んで承ります。

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