【魅惑のレトロアーケードの世界】任天堂とナムコの70年代末~80年代初期の3タイトルをご紹介します。

お世話になっております。BEEP秋葉原店基板担当でございます。

光陰矢の如しとはいいますが、世界初のアーケードゲーム「コンピューター・スペース」が1971年に発売されてから半世紀以上の年月が過ぎました。
最近では70年代から80年代初期のタイトルはなかなか見かけなくなっています。

今回、BEEPではナムコと任天堂の初期タイトルをいくつか入荷しましたので、その中から3タイトルをピックアップしてご紹介いたします(近日販売予定です)。

ボムビーのゲーム画面です。

最初にご紹介するのは「BOMB BEE(ボムビー)」です。
ボムビーは1979年にナムコから発売されたタイトルです。開発を手がけたのはあのパックマンの生みの親岩谷徹氏。
前作はナムコ初の独自開発タイトルである「GEE BEE(ジービー)」で、こちらはその続編となります。
ゲームはいわゆるブロック崩しなのですが、ピンボールをイメージしたオリジナル要素が入っており、この当時としては色数も多く鮮やかなカラー画面で大変ポップでお洒落なデザインが光ります。
ナムコ初期の歴史を象徴する存在ではないでしょうか。

 

ボムビー基板の画像です。 ボムビーのコントローラーの画像です。

基板はオリジナルですが、現代の環境で動かせるように電源部分の改造が行われています。
このため一般的なコントロールBOXで動作させることが出来るほか、今回の基板には弊社で作製したJAMMA変換ハーネスとボリュームコントローラーが付属しており、快適にプレイが可能です。「アルカノイド」などの後期のブロック崩しのパドルとは違い、独特の操作感があります。年配の方はグッとくるかもしれませんね。
なかなか目にする事のない貴重な基板、販売の予定価格は128,000円となります。

次にご紹介するのは任天堂から2点。

SFハイスプリッターのインストの画像です。 SFハイスプリッターのゲーム画像です。

こちらは「SPACE FEVER HISPLITTER(スペースフィーバー ハイスプリッター)」です。
任天堂レジャーシステムが1979年に発売したアーケードゲームです。
開発には後にファミリーコンピュータの開発にも携わった上村 雅之氏やあの宮本 茂氏など、レジェンドクリエイターの方々が携わっています。ゲーム内容は当時一大ブームを巻き起こした説明不要の名作、タイトーの「スペースインベーダー」によく似た内容の固定画面シューティングゲームです。
しかしそこは任天堂、ゲームの種類を3種から選べたり、弾が敵の中心に当たらないと分裂して増えたりとオリジナル要素を付け加えています。

敵のデザインもちょっと可愛らしい形で愛嬌がありますね。

SFハイスプリッターの基板画像です。 SFハイスプリッターの基板画像です。 SFハイスプリッターの基板画像です。 SFハイスプリッターの基板画像です。
今回の「スペースフィーバーハイスプリッター」の基板はこのような感じの3枚基板です。
ボード自体は純正品ですが、残念ながら基板に搭載されたロムが純正ではないコピー品となっています。
故障の修理のためか、スペースフィーバーからの載せ替えか…詳細は不明です。
この頃の任天堂の基板はコネクタが多く、ハーネスの作製が大変ですが、こちらの基板も弊社で作製した
JAMMA変換ハーネスが付属しております。お値段もロムコピーとなるため販売予定価格42,800円となります。
動作品は大変貴重ですので遊ぶ用、補修用としてお得ではないでしょうか。

ドンキーコングのゲーム画面です。 ドンキーコングのゲーム画面です。ドンキーコングのゲーム画面です。
最後は任天堂の看板タイトル「DONKEY KONG(ドンキーコング)」です。
アーケードゲームとして登場したのは1981年で、いまだに世界中に多くのファンを持つ名作です。マリオの生みの親、宮本 茂氏が開発に携わっています。主人公(マリオ)がドンキーコングの仕掛ける多彩なステージをジャンプのみでかいくぐり女の子を救うという画面固定のアクションゲーム。マリオが初登場したゲームでもあります。

ドンキーコングの基板画像です。ドンキーコングの基板画像です。ドンキーコングの基板画像です。
こちらが今回のドンキーコングの基板です。
4枚の基板からなる構成で、基板とロムには「ドンキーコング」ではよく見かける「TKG3」のシールが貼られています。また、基板のバージョンがステージ前のメッセージから初期版と後期版の判断が出来るのですが、こちらの基板は「HOW HIGH CAN YOU TRY?」と表示される為前期バージョンと思われます。(1面で有名な裏技のワープができます。)

ドンキーコングのハーネス画像です。ドンキーコングのゲーム画面です。

こちらの基板にも弊社で作製したJAMMA変換ハーネスが付属しておりますので、JAMMA環境で動かす事が可能です。任天堂基板特有のRGBの色反転の仕様もBEEP特製の反転回路基板がハーネスに組み込まれている為、とてもクッキリとした画質で画面表示が可能です。「ドンキーコング」の基板は爆発的なヒット作となって大量に生産されましたが、コピー基板や海賊版も大量に出回り、現在では動作品の純正基板はかなり貴重な存在と言えます。
こちらの販売予定価格は150,000円となります。

 

ザッとご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
以前の回のバルーンボンバーのように、80年代初期のアーケードゲームはその後の大発展の先駆けや当時の勢いを感じられる素敵なタイトルが沢山ありますね。また珍しいタイトルが入荷した際にはご紹介させて頂きますので、お付き合い下さいませ。

BEEPでは常時新旧問わずこのようなアーケード基板を常時高価買い取りしております。
その他にもポスターやチラシ、グッズ類など関連アイテムも1点から無料でスピード査定しております。
コレクションの整理をお考えの方や処分にお困りの方は是非お気軽にお問い合わせ下さいませ。

買い取りのお申し込みはこちらからどうぞ!

詳細はこちらも合わせてご覧ください。

BEEP秋葉原店HP
買い取りの流れについて

 

BEEP 秋葉原店

〒101-0021
東京都千代田区外神田3-9-8 中栄ビル 地下1階

TEL:03-6206-9116
FAX:03-6206-9116

※文中の記載は基本的に基板担当のインターネット調べによるものです。
実際の情報とは異なる場合がございますので参考程度にお読み下さい

 

PAGE TOP

販売や在庫のお問合わせメールでの買取のお申込みはこちら