秋葉原店に販売用にアーケード基板用のテーブル筐体が入荷しました。
基本的な動作チェックと清掃が終わりましたのでご紹介します。
今回入荷したのは俗にハーフテーブル筐体と言われているタイプで、
奥行きや高さはほぼ同じで幅だけが短くコンパクトなのが特徴です。
幅は約61cm程度、奥行きは55cm程度、筐体の両側にコンパネがあり交互にプレイする
クラシックなタイプになります。筐体の足はシルバーに塗装されています。
パネルは１P、２Pとも８方向レバーと３ボタン。パーツはセイミツ工業の物が付いています。
ちょっと動きが渋いですがまだまだ使用できそうなのでそのままにしています。
半田作業が必要ですがセイミツ工業のMSベースタイプでファストン端子接続のレバーならそのまま交換できそうです。
SEベースに交換すればLS-32等も装着出来ると思います。
天板内部はこんな感じです。
モニターは１８インチ、モニター基板はTOEIのTCV-818です。
それほど重くはないので慎重にやればモニタ縦横の変更も容易です。
天板内部にはサービススイッチと消磁のためのデガウススイッチがあります。
コインシューターは現状品ですがまだ使用できますし、鍵もきちんと閉まって
メーターも動きますのでお店のちょっとしたスペースに設置することも可能です。（１００円玉仕様）
モニタ表面は状態が良く、ゲーム画面のヤケもありません。
映りは極上とはいきませんがまずまずといった所です。フォーカスが若干甘く端がぼやけ気味ですが、
中間色もきちんと出ており、普通にゲームを遊ぶ分には全く問題ありません。天板ガラスや下のスモーク板には年式相応の
傷がありますので反射防止にみかん箱カバーが必須になりそうです。暗めにすれば画面映りにはそれほど影響は無いと思います。
この筐体はコンパクトさが魅力ですが、それ故基板を入れるスペースがかなり狭いという点が
最大の欠点でしょうか。狭い入り口扉と邪魔なモニター基板により、メンテナンスドアから入れられる
基板は多くありません。モニタを外して上から入れればある程度大きくとも入るかも知れませんが
かなり大変な作業になると思います。ハーネスはJAMMA仕様となりますので中に収まりさえすれば
差し替えだけで多くの基板を動かすことができます。
いかがでしょうか？
ハーネスを延長して基板を外付けにしたり、コンパネを変更したりと用途にあわせて
色々とカスタマイズする楽しみも残されたスタンダードな一品です。
後日店頭にて販売開始いたします（こちらは店頭販売限定商品となります。）のでよろしくお願いいたします。
お値段も販売開始時に店頭にて発表いたします。その他気になる点やご質問等は秋葉原＠BEEPまで
お気軽にお問い合わせ下さい。
当店ではこういったアーケード筐体やゲーム基板も積極的に行なっております。
昔購入したが壊れて置物になっているこのような筐体や基板などがございましたら是非ご相談下さいませ。
もちろん今も現役で稼働中な筐体も高額で買取しております。
よろしくお願いいたします！
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アキハバラ＠ＢＥＥＰ
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