どうもお世話になっております。BEEP秋葉原店のアーケード基板担当でございます。
最近はお店の移転作業がいろいろありまして忙しかったんですが、最近やっと作業を再開出来るようになりましたので今回は最近沢山買取させて頂いた中から次回追加予定の新入荷アーケード基板をご紹介させて頂きます。
それでは早速いきましょう。最初はこちら。
カルテット(セガ 1986年)

セガの「カルテット」です。横スクロールのアクションゲームで、専用のアップライト筐体で当時珍しかった4人同時プレイが楽しめるのが話題になりました。画面もカラフルでPOPな色使い、そして何と言っても非常に軽快でカッコいいBGMやラップ調のMCが特徴ですよね。このサウンドが印象に残っている方も多いのではないでしょうか。国内では汎用筐体向けに2人プレイに仕様変更した「カルテット2」の方が多く出回っているようで、この初代カルテットは専用筐体の基板だったためか数も少なく今では貴重な存在です。使用しているのは名作揃いのセガの「システム16A」基板。CPUにモトローラ社の68000を採用した当時の高性能システム基板です。(後に改修&小型化した16Bが登場します。)前のオーナー様が大好きだったとの事で4P差し替えで遊べるようにカスタムしたJAMMAハーネスもお譲り頂きました。
ファイナルファイト(カプコン 1989年)


こちらはカプコンの「ファイナルファイト」です。同社のストリートファイターが対戦格闘ゲームの代名詞ならこのファイナルファイトはベルトスクロールアクションゲームの代名詞。このブログを読んでいる方で知らない人はいないでしょう。テクノスジャパンの「ダブルドラゴン」や「熱血硬派くにおくん」が大ヒットしてベルトスクロールアクションが流行、このファイナルファイトで人気に火がつき様々なゲームが作られました。ゲームの完成度、グラフィックやサウンド、世界観などどれをとっても現在でも全く遜色のない傑作で家庭用ゲーム機にも沢山移植されています。基板もカプコンの代表的なシステム基板「CPシステム」です。(CPS-1とかCP1とか呼ばれてます)これまた対戦格闘の代名詞「ストリートファイターII」をはじめ面白い名作タイトルしかないシステム基板で、上のボードの差し替えで別のゲームに変更もできますので基板をやるなら必ず持っていたほうがいいという位オススメです。
グラディウスIIGOFERの野望(コナミ 1988年)

コナミの名作横スクロールシューティング「グラディウス」の続編になります。こちらも説明は不要な名作ですね。評価の高い美しい映像と音楽も進化し、ゲーム内容も大幅に増強されています。発売当時もすごい人気でした。(私には難しすぎて早々にギブアップしてしまいましたが…。)基板はコナミの「ツイン16システム」と呼ばれる物でメインCPUに68000を2基搭載、サウンドもFM音源のYM2151を搭載した当時としては高性能なモデルでした。こちらの基板は良く見かける3枚ボードの基板です。ゲームのバージョンは長時間プレイ等の対策が施されたNEWバージョンとなっております。家庭用ハードへの移植も沢山出ていますが、是非実機の奏でる美しいサウンドを聞いて頂きたいタイトルです。
ファンタジーゾーン(セガ 1986年)

セガの横スクロールシューティング「ファンタジーゾーン」です。こちらもいまさら細かい説明は不要な名作ですね。家庭用への移植も多く主人公のオパオパはセガのアイコンとしてマスコットキャラにもなっています。POPでカラフルなグラフィックに乗りの良いBGMが最高、特にメロディーが印象的で今でも鼻歌で歌えてしまう人も多いのでは。(私もです。)敵を倒して集めたコインでパワーアップを買うという斬新なゲームシステムもその後のゲームに影響を与えました。最後にやってくるボスラッシュ面の演出も熱かったですね。使用基板は前述のカルテットと同じくセガのシステム16Aです。「アレックスキッド」や「ダンプ松本」などの初期タイトルが16Aでリリースされています。この基板はタイトルラベルが「カルテット」になっていますがROMの差し替えでファンタジーゾーンに変更されている個体と思われます。インカムが悪くなれば別のゲームに変更して再利用できるのがシステム基板系の良い所ですね。
レイフォース(タイトー 1994年)

タイトーの縦スクロールシューティング「レイフォース」です。こちらも説明不要、今回はメジャーなものばかりですね。レイフォースといえばやはり特徴的なシステムの「ロックオンレーザー」ではないでしょうか。多数の的に標準をロックオン、美しい光の矢が一斉に飛んでゆくシーンはロボットアニメを見て育った層に刺さりまくりです。ステージクリアの演出などを廃してシームレスに次の面につながっていく演出も見事で、特に美しいBGMは基板担当もとても好きなタイトルです。基板はタイトーのF3システムの初期バージョンです。カートリッジ式では無く1枚基板タイプです。(後期のF3はROMがカートリッジ式で簡単に別のタイトルに切り替え可能です。)音源にシンセサイザーメーカー「Ensoniq(エンソニック)」が開発した音源チップ「OTIS」が搭載されていて、当時のプロ仕様のシンセサイザーなどの機器と同等のサウンドが出せたんだそうです。道理で圧倒的なサウンドなわけですね。同じF3ではあの小倉久佳氏の手掛けた「ダライアス外伝」もありましてこちらも素晴らしいサウンドが魅力です。是非実機に良いスピーカーを繋いでステレオで聞いて頂きたいタイトルです。
サムライスピリッツ アスラ斬魔伝

こちらはSNKの代表作「サムライスピリッツ」シリーズの「サムライスピリッツ アスラ斬魔伝」です。MVS以外で発売された数少ないアーケード版のサムライスピリッツで、3Dポリゴンでキャラクターが描かれています。シリーズの中では独特の雰囲気を持っていて、家庭用への完全な移植が無い事もあり今でも高い人気があります。基板はSNKの開発した「ハイパーネオジオ64」システムです。かなり堅牢な専用の鉄製ケースに収まった大型の基板で、同じく金属製のケースに収められたROMカートリッジソフトの差し替えで他のゲームに変更できます。残念ながら短命で終わってしまったシステムで、対応タイトルは少ないですが他にも「餓狼伝説ワイルドアンビション」や「武力ONE(ブリキワン)」などの意欲的な作品もあります。初期のマザーボードは専用筐体でないと改造が必要な箇所もありましたが今回の基板は後期版のマザーボードでJAMMA規格と互換性があるため汎用筐体やコントロールBOXで動作が可能です。
最後にアーケード基板を動かすための機材、通称「コントロールBOX」(海外だとSUPER GUNと呼ばれてます。何故なのかはわからないので知っている方は是非教えて下さい。)もとても良い状態の物をお譲り頂いたのでこちらもご紹介します。
シグマ電子 Σ1AV+Σ3TB

こちらはシグマ電子が販売したコントロールBOXの「Σ(シグマ)1AV」と、専用コントローラーのΣ3TBです。
Σ1AVはこのシリーズの最後の製品で、長く売られていた名機「AV7000」の後継機となります。基本的な性能はAV7000とほぼ同じですが、内部基板が新設計になり、シンクロ連射が追加されました。またスイッチング電源がMeanWell製のST-125Aに変更されています。コントローラーのΣ3TBはアナログ連射のボリュームが廃止されスッキリした見た目になり、ボタンも交換しやすくなっています。レバーとボタンは安心セイミツ工業製なので消耗部品の心配は無さそうですね。残念ながらこちらのΣ1AVもΣ3TBも現在はシグマ電子様の廃業により販売終了となっている機種です。コントロールBOXは国内生産の現行品製品がほとんどなくなってしまったため状態の良い物は貴重品になりつつあります。今のうちに揃えておくのも良いかもしれません。
というわけで7月中旬から販売予定の入荷商品をピックアップしてご案内いたしました。気になる物がありましたら是非BEEP秋葉原店にてお求め下さいませ。
他にも載せきれない基板が沢山入荷しております。準備が整い次第販売いたします。販売開始時には当店のSNSアカウントにてご案内いたしますので是非フォロー&ウォッチをよろしくお願いいたします。
ここからはいつもの宣伝となりますが、BEEP秋葉原店では移転後も変わらずアーケード基板の買取を行っております。店頭持ち込みももちろん大歓迎ですが、埼玉県の本社では遠方の方向けの通信買い取りや、量が多すぎてお持ち頂けない方向けに出張買取も受付中です。(一部条件もありますので是非お問い合わせ下さいませ。)アーケード基板だけでなく家庭用ハードやソフト、書籍、チラシ・ポスター、その他グッズ類など趣味の物はまとめて買い取りいたします。急なお引越しやコレクションの整理などをお考えの方はお見積りも無料で行っておりますので是非当店にご相談下さい。何卒よろしくお願いいたします。
詳細はこちらも合わせてご覧ください。
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※文中の記載は基本的に基板担当のインターネット調べによるものです。
実際の情報とは異なる場合がございますので参考程度にお読み下さい。




