
1997年頃から全国のローソンに設置されているLoppi(ロッピー)端末、今でもおなじみの端末として利用している方も多いと思います。
90年代後半から2000年代にかけて、スーパーファミコンやゲームボーイのソフトを自由に書き換えできる「ニンテンドウパワー」というサービスがLoppiで提供されていました。
当時、お小遣いを握りしめて店頭の端末を操作し、新しいゲームを書き込みに行ったワクワク感を覚えている方も多いのではないでしょうか。
そんな知る人ぞ知る懐かしのサービスで配布されていた、非常に貴重な「遊び方シート」の原本を横浜市都筑区のお客様よりお譲りいただきました!
ニンテンドーパワーがどんなサービスだったのか、どんなゲームがあったのかをこの機会にご紹介していきたいと思います!
ニンテンドウパワーとは

「ニンテンドウパワー」は、任天堂とローソンの共同で、1997年9月30日から2007年2月28日まで展開されていた画期的なゲーム書き換えサービスです。
専用の「SFメモリカセット」(3,980円)や「GBメモリカートリッジ」(2,500円)を購入し、店頭のLoppiで書き換えたいタイトルを選んでデータを書き込む仕組みでした。
※最初から特定ソフトが書き込まれた状態で販売されたもの(プリライト版)もありました。
通常のパッケージ版として流通した名作はもちろんのこと、「書き換え専用ソフト」としてリリースされたタイトルが多数存在したのも大きな特徴です。
『ファイアーエムブレム トラキア776』や『メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット』、『スーパーマリオボーイズデラックス』などは、現在でも非常に高い人気を誇っています。
価格設定もLoppiのシステム上で、SFCソフトが旧作1,000円・新作3,000円、ゲームボーイは一律1,000円と、現在のデジタルダウンロード販売の先駆けとも言える非常に良心的な価格帯でした。
ソフトがプレミア化した今となっては「このメモリの中には何のゲームが入っているんだ……?」と、電源を入れて中身を確認する瞬間が一番ドキドキするポイントとなっています(笑)
※ちなみに「Nintendo Power」といえば、任天堂公式がアメリカで発行していた情報誌の名前としてもおなじみだったりします!
激レア!「遊び方シート」の秘密

さて、今回ご紹介するのはソフトではなく、当時取扱説明書として配布されていた「遊び方シート」です。
サービス開始当初、説明書は「公式遊び方BOOK」という立派な冊子にまとめられており、初期の0号・1号のみ無料(※)で提供されていました。※のちに有料(380円)に変更されました。
しかし、その公式遊び方BOOKの形式は継続されず、以降は簡易的な「遊び方シート」を配布される形に移行します。
そして最終的には、この遊び方シートも「1枚29円」の有料で店頭販売されるようになりました。
中身は雑誌の特集記事風にレイアウトされた取扱説明書で、作品によっては「プレイの決め手」「Mr.メモリのお楽しみガイド」といったプチコラムも掲載されていました。
一時期は任天堂の公式サイトでPDFとして無料公開されていたこともあったのですが、現在は配信が完全に終了しています。
そのため、当時実際に印刷・頒布された原本(紙)は、現在ではコレクターの間で数万円単位で取引されることもある超プレミアムアイテムとなっています。
今回お譲りいただいた主な書き換えタイトル
今回お持ち込みいただいた遊び方シートの中から、特にアツい名作たちをいくつかピックアップしてご紹介します!

『レッキングクルー’98』
初代ファミコン版から数えて実に13年ぶりとなる新作です。
今作は従来のファミコン版の移植に加えて、対戦型のアクションパズルに大胆アレンジされています!
『ワリオの森』のようにキャラを操作しながら、『パネルでポン』のように同色を揃えて消していくという、いかにも90年代末期らしい爽快感とコンボ性の高いパズルに仕上がっています。

『メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット』
ファミコン末期にHAL研究所が放ち、「FCの限界を突破したグラフィック」で日本中の度肝を抜いたSFアドベンチャーのディレクターズカット版です。
ただでさえ凄まじかったファミコン版のビジュアルがさらにブラッシュアップされ、当時のPCゲームに匹敵するような異次元の描き込みを実現しています。
プリライト版には、キャラクターデザインを担当した「よしみる」先生のポストカードも付属していました。

『ZOOっと麻雀』
スーパーファミコンの周辺機器「サテラビュー」向けに衛星配信された、オーソドックスな麻雀ゲームです。
のちに『大合奏!バンドブラザーズ』で「バーバラ」のデザインを手掛ける北村典子氏による、独特の3Dレンダリングながらも愛嬌のある動物たちとの熱い一局を楽しめます。

『ファイアーエムブレム トラキア776』
『聖戦の系譜』のサイドストーリーを描いた、シリーズ屈指の「鬼畜難易度」として語り継がれる伝説のタイトルです。
あまりの容赦なさに「手強いシミュレーション」であることを多くのプレイヤーに再び思い知らせた傑作です。
パッケージ版(限定版も含む)・書き換え版どちらも、非常に高いレア度のソフトとして知られています。
まとめ
BEEP宮前平店では、今回ご紹介したニンテンドウパワーのような書き換えカセットはもちろん、当時物のチラシ、公式ガイド、各種ゲームグッズの買取も大歓迎です!
「昔、店頭で書き換えたけど、どのゲームが入っているか自分でももうわからない……」という状態のカートリッジでも、当店でしっかり動作確認を行いますので全く問題ございません。
また、人気タイトルや希少なソフトであれば、「カセット本体はないけど、箱や説明書・紙の冊子だけが出てきた」という場合でも喜んで査定・買取いたします!
押し入れや本棚の奥から当時懐かしいアイテムが見つかりましたら、ぜひお気軽にBEEP宮前平店まで!
ご趣味で集められていたお品物の整理も、お気軽にご相談ください。





LINEでの