任天堂のエース、故・横井軍平氏が手掛けた携帯ゲーム機『ゲーム&ウオッチ』。 1980年に産声を上げた本シリーズは、「いつでも、どこでも」をコンセプトに、デジタル時計とゲーム機を融合させた画期的なLSIゲーム(電子ゲーム)でした。
液晶上の限られたパターンで描かれた白黒の世界には独特の趣があり、あの「マリオ」ですら例外ではありません。
2001年の『大乱闘スマッシュブラザーズDX』への参戦をきっかけに、本機の存在を知ったという若い世代の方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなシリーズのなかでも「ボール」や「ファイア」といった定番を外れた、少し「レアでマニアック」なタイトルの買取実績をご紹介します。
ゲーム&ウオッチの種類について

前提として、本シリーズには複数の本体バリエーションがあり、それぞれシリーズ名が割り振られています。
今回取り上げるのは、画面サイズを拡大した横持ちタイプの「ワイドスクリーン」と、後の『ニンテンドーDS』のルーツとなった2画面折り畳み式の「マルチスクリーン」の2種類です。
これら2機種は当時絶大な人気を誇り、「ワイドスクリーン」は10種類、「マルチスクリーン」は15種類ものタイトルがリリースされました。日本では1985年頃にファミリーコンピュータと交代する形で終売しましたが、海外では1991年まで展開されたロングセラー商品です。
セイフバスター(Safebuster)

今回のラインナップで、特に注目したいのが、マルチスクリーン版の『JB-63 セイフバスター』です。
1988年に海外限定で発売された一台で、シリーズ末期の製品かつ日本未発売という、非常に珍しい機種となっています。ゲーム内容は、金庫破りを企てる強盗を阻止するため、投げ込まれる爆弾を次々と廃棄していく警備員を操作するアクションです。
ちなみに、本作は日本未発売の幻のソフト『ゲームボーイギャラリー4(GBA)』にも収録されていますが、いずれにせよ海外版を入手しなければ遊ぶことができないため、プレイのハードルが極めて高い作品といえます。
その他の入荷タイトル
写真右側の『GH-54 グリーンハウス』や『ID-29 ファイアアタック』は、どちらも『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズのキャラクター、「Mr.ゲーム&ウオッチ」のモチーフとして有名なタイトルですね。それぞれ通常Aのラッシュ、横スマッシュと言われれば、ピンとくる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
キャラクターコラボ系では『ポパイ』も入荷。初期の任天堂作品らしい空気感を楽しめる良作です。
※余談ですが、マリオのデビュー作であるアーケード版『ドンキーコング』は、もともとポパイのゲームとして開発されていたんですよ!
これらはいずれも、定番の『オクトパス』などに比べると少々マイナーな存在です。それらがすべて「箱付き」で現存しているのは、令和の現在ではかなりの衝撃といえるでしょう。
まとめ
今回のような箱・説明書が揃った状態のアイテムは、私たちも滅多にお目に掛れません。
発売から40年以上の月日が流れているため、経年劣化や液晶不良、箱や説明書の欠品、動作不良の個体も増え続けています。
BEEPでは、どんな状態の『ゲーム&ウオッチ』も買取可能です。レトロゲーム専門店として、しっかりお調べいたします。
また、弊社には修理スタッフが在籍しているため、液晶交換やオーバーホール依頼も受け付けております。
ご自宅の片付けで古いゲームが出てきた際は、ぜひBEEP宮前平店へお持ちください。
『オクトパス』のような定番の機種から、今回のようなマイナー機種まで一点ずつ丁寧に査定させていただきます。
当時の思い出話とともに、皆様のご来店を心よりお待ちしております。
ご趣味で集められていたお品物の整理も、お気軽にご相談ください。




