2023年12月22日金曜日

【買取アイテム紹介】MVS（業務用ネオジオ）ソフトを大量に買取させて頂きました！

お世話になっております。
BEEP秋葉原店アーケード基板担当です。

本日のブログは最近秋葉原店で買取させて頂いたMVSソフトのご紹介です！

ご存知ない方に簡単に説明しますと、MVSとはSNKが1990年に発売した「NEOGEO（ネオジオ）」のゲームセンター向け業務用システム「Multi Video System（マルチビデオシステム）」の略称で、ひとつの筐体で複数のゲームを選んで遊ぶ事ができる画期的なシステムです。

こちらが業務用ネオジオの「MVS」カートリッジ。家庭用の物とは形状やステッカーが異なります。

こちらはMVSのマザーボード「MV-4」です。このバージョンは4本までカートリッジをセットでき、当時はMVS専用の筐体に収まっていました。

こちらが上記のマザーとカセットを搭載可能なNEOGEO専用のアーケード筐体「MVS-U4」です。
家庭用ネオジオでセーブしたメモリーカードを挿入して続きを遊べる独自の機能を搭載していました。

アーケードがゲームの最先端だった当時、家庭用とほぼ同じスペックのゲームが自宅で無限に遊べる！というのが売りで、様々なジャンルのタイトルが多数発売されました。キャッチフレーズはズバリ『凄いゲームを連れて帰ろう』でした。またゲームがカートリッジ式ですぐに交換でき、新作が安価で導入できたため当時の対戦格闘ゲームのブームとともに全国のゲームセンターで急速に普及していきました。

とはいえ家庭用ネオジオのカートリッジの値段は新品で数万円したため、当時としてはとても高価で個人ではなかなか何本も買える物でもなく、一部の熱心なゲーマー向け商品だったと記憶しています。
当時はネオジオを持っている人はちょっとしたステータスでしたよね！

といった感じで流石に普通の家庭用ゲームに比べそれほど数が売れなかった為か、中古の出回りは良くなかった（担当の想像です）ようです。そのためか今ではそのレア度から一部のタイトルは価格がとても高騰しています。コンディションの良い物にはオークションで200万～300万円の値段がつくことも！

かたや業務用のMVS向けカートリッジは当時の新品価格こそ高いものの中古はすぐに値下がりして沢山基板ショップに入荷していました。ブームが去った後は環境さえ整えば家庭用のソフトよりずっと安価で基板が始められ、取り扱いも楽で良作も沢山あるので初心者の方にもおすすめできるアーケード基板の鉄板アイテムとなっていきました。

さて、前置きが長くなってしまいましたが今回はその業務用MVSソフトのコレクションをまとめてお譲り頂きました。
それがコチラ！ドーン！

メジャーで鉄板の格闘ゲームタイトルシリーズからシューティング、パズル、スポーツと主要なタイトルがほとんど揃っている状態です。人気どころのシューティングやレア物までかなり網羅している素晴らしいコレクションですね！
人気のザ・キング・オブ・ファイターズシリーズもショップにここまで一度に揃う事はなかなか無いんじゃないでしょうか。こうして見るとネオジオは本当に幅広いジャンルでタイトルが出ているんですね。この中に皆さんの推しゲーは入っていますでしょうか？　私のイチオシはネオドリフトアウトなんですが、残念ながらこの中にはありませんでした…。

現在はレトロゲームのブームが起こっており、MVSも全体的に高騰しているため、もうすでにこのコレクションも宝の山といって良い状況ですね。
1枚目の画像のタイトルは最近店舗にてすでに販売させて頂き、お陰様でほとんど完売いたしました。
現在は2枚目の画像のタイトル群の販売準備を行っています。準備でき次第販売開始いたしますので狙っているタイトルがあった方はぜひ秋葉原店のＸアカウントをチェックしておいて下さいね。

というわけで今回はMVSのご紹介でした。昔はガロスペ買ったヤツの家にみんなで集まってリョウ・サカザキで龍虎乱舞出しまくって遊んでたけど、押し入れに仕舞ったままめっきり使っていないな…なんてネオジオやMVS等がありましたらこの機会に久しぶりに引っ張り出して遊んでみるのも楽しいかもしれません。（メモリーカードが死んでいたらすみません。）

BEEP秋葉原店では今回ご紹介したMVSカートリッジの他にもアーケード基板を高価買取しております。
ゲーム基板の他にもコントロールBOXやポスター、チラシなどの関連グッズも積極的に買い取りしております。1点からでも無料でスピード査定！事前お見積りも承っておりますので、ぜひお問い合わせ下さいませ。

買い取りのお申し込みはこちらからどうぞ！