サントラCD『ライブ・ア・ライブ オリジナル・サウンド・バージョン』の紹介です。

どうも皆さんこんにちわ! いっちー☆ほし です!
今回は、前回から引き続きサントラの紹介です。
『ライブ・ア・ライブ オリジナル・サウンド・バージョン』になります。

CD ライブアライブのパッケージです

まずは、ゲームを知らない方の為にも、『ライブ・ア・ライブ』の説明をしようとおもいます。
ゲームは、オムニバスRPG形式でプレイヤーは7つの異なる時代や場所で進むシナリオをプレイできます。7つのシナリオはそれぞれ独立していてプレイする順序は自由に決められるんです。

最終編に入ると7つの時代の主人公が全員集まり、行動を共にすることになるというゲームです。

また、小学館とスクウェアの共同企画作品なので、キャラクターデザインが小学館にゆかりのある漫画家さんたちを起用しております。
小林よしのり 作品:よしりんぞーん おぼっちゃまくん
青山剛昌   作品:YAIBA 名探偵コナン
藤原芳秀   作品:拳児 バーチャファイター
石渡治    作品:B・B "LOVe"
皆川亮二   作品:スプリガン アームズ
島本和彦   作品:炎の転校生 アオイホノオ
田村由美   作品:BASARA 巴がゆく!
※順不同
今でも活躍されている方々なので、知らない方はいないんじゃないだろうか?というほどのビッグネームぞろいですね。ちなみに、タイトルロゴのデザインでは後半のLIVEの単語が裏返っているのは気が付いている方は多いと思います。“LIVE A ƎVI⅃”これは【裏向きのEVIL】と表記されているんですよ! これも、英語がわからないと気が付かなかったかと思います…。私は、恥ずかしながら気が付かなかった人です…。そして、令和に入りswitchでリメイク版も販売され、改めて注目されましたね♪

ただ当時は「ライブアライブ」というゲームはスクウェアのRPGである割に、プレイしていない方が多いゲームだったような気がします。売上本数も32万本となってます。多分、理由の1つとしては『ファイナルファンタジー6』『クロノトリガー』が大きく影響したのでは?と思います。「ライブ・ア・ライブ」が1994年9月発売だったのですが、「ファイナルファンタジー6」が1994年4月発売、「クロノトリガー」が1995年3月に発売しております。この2本に挟まれる形で発売されたら売上本数は…となりそうですよね。正直、FF6を当時遊んでいたので、完全にスルーでした。そして、これは調べていてわかったのですが、未プレイの方が多かった最大の理由は、FF6・クロノトリガーの2作品と比べて露出が圧倒的に少なかった事が原因であるといわれております。実際に、当時はTVCMを観た記憶なく、動画を調べても出てきませんでした。雑誌の情報も『ゲーム・オン!』中心でだしていたので、ほとんどみかけなかったですね。ただ、リメイクしたswitch版のCMはよく観ましたね…。

「ライブ・ア・ライブ」は上記のような理由でプレイしなかった方がたくさんいたようです。私もですが…。年月過ぎてから面白そうと思い、プレイしてみたらストーリーの面白さもそうですが、音楽の凄さに気が付いてしまいました。

調べると、作曲はキングダムハーツシリーズでお馴染みの下村陽子さんが担当してるんです!
自分自身を『直情型』と評するように直感的な作曲傾向が見られる方のようです。ただ、『パラサイト・イヴ』に関しては感情を封印した曲作りをおこなったみたいですね。
過去に携わった作品を紹介すると…
カプコンに在籍していた時は、
『ストリートファイターII』『ザ・キングオブドラゴンズ』
『キャプテンコマンドー 』『パニッシャー』
数曲のみの一部参加タイトルもあり、
『レッドアリーマー 魔界村外伝』 『ファイナルファイト』『ブレス オブ ファイア 竜の戦士』
など手掛けた方です。
スクウェアに転職後は…
『ライブ・ア・ライブ』『パラサイト・イヴ』『キングダム ハーツ シリーズ』
『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』『スーパーマリオRPG』
数曲のみの一部参加タイトルもあり、
『フロントミッション』『トバルNo.1』
があります。
2002年末にスクウェアを退社、フリーとして活動していきます。カプコン、スクウェア・エニックス、任天堂の作品などにゲーム音楽を中心に活動をおこなっているようです。ひとつお伝えしておくことと言えば、下村陽子さんにとって「ライブ・ア・ライブ」はカプコンからスクウェアに転職し、初めて手掛けた作品みたいです。転職の理由も「RPGの音楽を作りたい!」という強い想いがあり、その思いがスクウェアで形になったようです。

CD ライブアライブのパッケージ裏面です

では、本腰入れてサントラの紹介にいきます!
こちらのサントラは、全41曲、収録時間は60分程となっております。
ゲームの特徴を音楽で表している印象ですね。様々な時代や舞台を対象にしているので、音楽も時代に適した形になるように作曲したのかな?と勝手に思っております。幕末篇なら和の楽器、西部編だったら口笛、功夫編だったら中国風という感じです。各時代に合わせた曲なので聴いていていると「〇〇編の曲だな」と場面が想像できたりします。そんな中、物語終盤の曲はパイプオルガンを使用し、今までと違った雰囲気を作っているのはすごいと感じました。各舞台でバラエティーに富んだ曲を聴いていたのに、最後に緊張感が伝わる曲が入ることで、一気にラストに向けてストーリーが進むんだなと思わせる曲でした。

そんな中でも、特にオススメしたい曲を5つ紹介。
1、凛然なる戦い
中世編の戦闘曲です。
ターンが回ってきたときの効果音や、オルステッドの格好良さがメチャクチャ合っています。ただ、後ろで鳴る不規則な音は、オルステッドの不安を音として出しているようにも感じます。聴いていてシンプルさと奥深い曲かもしれないなと思いました。

2,GO! GO! ブリキ大王!!
近未来編のブリキ大王のテーマ曲です。
凄く熱量を感じる曲なのです。前奏のインパクトから『熱い』とそう感じました。ストーリーの展開も熱いのでこの前奏を聞くと一気にテンションMAXになります。この楽曲のイントロも非常に印象に残りますよ。

3,Unseen Syndrome
SF編のフィールド曲です。
なんというか、『怖さがある』というシンプルな感想がでます。不気味さが前面に出た曲で、戦慄が複雑で、何度聴いていても『怖いな』という印象が残る曲ですね。

4,魔王オディオ
魔王オディオのテーマ曲です。
ボス戦直前で流れる曲なのですが、パイプオルガンの荘厳さが一気に引き締めてくれる印象。逆にパイプオルガンが怖さを感じさせますが、戦闘が始まるという気持ちの切替にもなる曲ですね。

5,LIVE・A・LIVE
メインテーマ曲です。
タイトル画面や重要なムービーシーンで使用してます。このメインテーマがあるからこそ、ライブアライブの全てを物語っているといっても過言ではないのではないかと勝手に思ってます。

サントラ自体は、バラエティに富んだ楽曲が聴けるので、何度でも繰り返し聴くことができますね。やっぱり、曲を聴いているとその時のプレイ画面が思い出されるので飽きることがありません。また、未プレイの方でも、ライブアライブを想像しやすい曲が多いので楽しめると思います。是非聴いてみてほしいなと思います。

サントラ自体はプレミアム化しておりませんので、お手に取りやすい価格帯です。
もちろん、店頭に在庫がございます! わかりやすいようにショーケースに入れて展開しますね。※11月15日現在

それでは、また次回をお楽しみに!

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