今回は2026年、村田の初ブログという事でPC担当らしく(?)2025年に
BEEPで人気だったオーバーホール済PCをランキング形式で振り返りなどしてみます。
順位は販売台数を基準に、お客様よりのお問い合わせ、ネットでの反応などを加味して決定しています。
BEEPで販売しているPCは大まかに、ジャンク品、通常中古品、オーバーホール品分かれており、オーバーホール品は、コンデンサ類の交換、各部クリーニング、FDDがベルト方式の場合はベルト交換、(機種によっては)バックアップ電池のソケット化等施した上で入念な動作チェックを行っております。

良く村田がX(旧ツイッター)で「オーバーホールしてから販売しますね」とか書いていますが、村田が自らやっているわけではなく、
本社の凄腕職人達におんぶにだっこでオーバーホールしてもらっています。
村田もPCばらしたり等は多少できますが、修理とかはからきしで本社の方々には頭が上がりません。
そんな職人たちの魂のこもったオーバーホール品、2025年販売ランキング、5位からご紹介!
★第5位 『FM TOWNS マーティー』
主なスペック
CPU:386SX相当品
メモリ:2MB
FDD:3.5インチ2HD(1基搭載)
その他:CD-ROMドライブ標準搭載

『FM TOWNS』シリーズの機能を一部抜粋した廉価モデル。パソコンというよりゲーム機に近い感じにまとまっている1台。
コンポジット端子やS端子出力標準搭載で一般的なテレビにも比較的容易に接続可能でお手軽に『FM TOWNS』のソフトをお楽しみいただけます。
過去のブログでもう少し突っ込んだ事も語っております。
お時間ありましたらご覧いただければと。
https://www.akihabara-beep.com/10239/
★第4位 『PC-8801FA』
主なスペック
CPU:μPD70008AC-8
メモリ:64KB
FDD:5インチ2D(2基搭載)

超名機『PC-8801mkII SR』の血を受け継ぐ1台。
『PC-8801mkII SR』の動作クロックが4MHzに対し8MHzモードを搭載してスピードアップ。
サウンドボードII機能も標準搭載なので後から増設不要。
「ザ・スキーム」「バーニングポイント」等サウンドボードII対応(専用)の楽曲は令和の今でも飽きることなくずっと聴いていられます。
FDDも2D専用で非常に静かとPC88シリーズの中でも人気の1台。納得の4位です。
なお『PC-8801FA』より高速なモードを備えた『PC-8801FE』にFE/FE2用サウンドボードII『PC-8801-25』を増設すると更に快適な環境になります。
サウンドボードII対応の曲と非対応の曲の聴き比べも容易ですし。
しかしながら『PC-8801-25』の入手難易度が色々な意味で高いので、BEEP的にはお勧めしづらい所があります。
PC88シリーズも過去のブログでちょっと語ってたり。
https://www.akihabara-beep.com/9970/
★第3位 『FS-A1F』
主なスペック
CPU:Z80A(相当品)
メモリ:64KB
FDD:3.5インチ2DD(1基搭載)

『FS-A1』にFDDを搭載させたにもかかわらず、『FS-A1』とあまり大きさは変わらないというコンパクトさが受けてか、数あるMSX2シリーズの中で『FS-A1F』が第3位となりました。
『FS-A1』がACアダプタだったのに対し『FS-A1F』は電源内蔵となっているのもポイント高いです。
FM音源は非搭載なので、ゲームなどをFM音源を楽しむには別途「FMパナアミューズメントカートリッジ」が必要になります。
一見すると不便に感じるかもしれませんが「FMパナアミューズメントカートリッジ」を挿せばFM音源が、挿さなければ内蔵音源(PSG)でゲームを楽しめるので、あえてFM音源非搭載機を選ばれる方もいらっしゃいます。
例によってMSXも過去のブログで語っております。
どちらかというとハードではなくソフトよりな内容ですけど…。
https://www.akihabara-beep.com/9811/
★第2位 『FS-A1GT』
主なスペック
CPU:R800
メモリ:512KB
FDD:3.5インチ2DD(1基搭載)
その他:MIDIインターフェース標準装備

パナソニックから発売された最後のMSX、MSXturboR『FS-A1GT』が2位にランクイン。
MSX2+までのCPUは「Z80A(相当品)」でしたが、MSXturboRでは「R800」を採用!ついに16bitに!
『FS-A1GT』ではメモりも512KB搭載、MIDIインターフェースも標準装備と至れり尽くせりな強化っぷり。
あえて難を上げるならば、MIDIインターフェースを搭載した関係かRGB出力とビデオ出力の端子が共通となり、ビデオ出力がいわゆる黄色と白のケーブルではなく専用のケーブルとなってしまったことでしょうか。
こちらのケーブル、令和となっては純正品はなかなか入手が難しいです。でもご安心、BEEPでは穴場開発事業団謹製の互換ケーブル販売中です。
ケーブル無くして困っている方は是非ご利用くださいませ。

そして…栄光の第1位は!
★第1位 『X68000XVI』
主なスペック
CPU:MC68000
メモリ:2MB
FDD:3.5インチ2HD(2基)

日本の方だけではなく海外の方も好んで買っていかれる『X68000』シリーズ、その中でも『X68000XVI』が2025年BEEP秋葉原店で最も売れたオーバーホール済みパソコンでした!
スピードを求めるならさらなる上位機種である『X68030』という選択もあるのですが、互換性という意味ではやや難があります。
そういう意味でもスピードと互換性のバランスの取れた『X68000XVI』がX68000シリーズの中でも一番人気なのではないかと。
細かい事は過去のブログに…と思いましたが、なんと村田のブログではX68000シリーズを取り上げていなかった事に今気づきました。
なのでこの場で『X68000』について少し。
時は1987年、当時はまだゲーミングパソコンという言葉もないどころか、パソコンはアクションゲームやシューティングゲームは苦手と言われる時代でもありました。
そんな中、さっそうと登場したのが『X68000』でした。
あのコナミの名作「グラディウス」が標準添付なだけではなく、スクロールもスムーズ、アーケード版に有った上下スクロールも再現、レーザーちゃんと長い等など、それだけで当時のゲーム好きは皆ホレ込むぐらい衝撃は大きかったです。

見た目も「マンハッタンシェイプ」と呼ばれるツインタワーはPC88やMSXに見慣れた身としては凄くオシャレでカッコよく見えた物です。
令和の今でも十分通じるデザインでは無いかと本気で思っています。
音源もFM音源を最大8音同時発声の可能な「YM-2151」搭載。当時多数のアーケード基板にも採用された事でも有名なチップですね。
ネックはそのお値段でしょうか…本体だけで369,000円、モニターとセットで買おうものなら約500,000円。
実売でも約400.000円と、とても当時の村田には買えるものではなく、店頭デモを眺める日々が…。
初代発売から1年後、マイナーチェンジに伴いメーカー希望小売価格も下がった『X68000ACE』登場。
その後も『X68000』シリーズ唯一の横置きモデルとなった『X68000PRO』、メモリが2MB標準となった『X68000EXPERT』さらにSCSIポートが標準装備の『X68000SUPER』等発売の後
初代の発売から4年後の1991年に『X68000XVI』は発売となったのです。
『X68000XVI』はCPUの動作クロックが従来の10MHzから16MHzへと大幅スピードアップ。
「沙羅曼蛇」等従来の機種では動作の重かったソフトもスムーズに動作するようになりました。
『X68000XVI』発売の翌年には、3.5インチFDDを搭載し本体が小さくなった『X68000Compact』発売。
さらにその翌年である1993年3月にはメモリが4MB標準になりCPUもMC68EC030へと変更された『X68030』が発売。
しかしながら、この頃になると、Widows3.1も普及し始めパソコンそのものの値段も80年代に比べかなり下がっており、
ビジネス用途ではパワー不足、ホビー用途では割高と、能力や金額的な面などからあまり販売台数は伸びず『X68000』シリーズは幕を閉じたのでした。
ちなみに、2026年1月現在でもシャープの電子書籍ストアにてX68000のサービスマニュアルの類が閲覧可能です。
こういったサービスは嬉しいですね。
2026年でも有志によって新作ソフトやハードなどが製作され、その勢いは留まるどころかさらに加速! X68000の勢いは止まらない!?
そして2026年は…今年こそPC-8801miniは発売されるのでしょうか?個人的にも気になるところです。
X68000Z2やMSXの新型機などレトロかつ最新なPC等色々目を引くものもあり、こちらが発売されるのも楽しみですね。
実は一番気になるのはアリスソフトminiだったりしますけど(笑)
…という感じで『2025年、BEEP秋葉原店で人気なオーバーホール済みパソコンBEST5』は終了です。
当たり前のことですが、オーバーホールするためには元となる個体が必要です。
その為には皆様のお持ち込みが不可欠となります。
動作品は勿論、壊れていても、欠品があってもBEEPでは買取を行っております。
お気軽にお持ちくださいませ。宜しくお願いいたします。
買取のお申込みはこちらからどうぞ。

さらにパソコン関係だけではなく、家庭用ゲーム機にソフト、アーケード基板といったゲーム関係全般、METLBUILDやロボット魂といったロボット玩具なども買取強化中!










